人生を変えた本

  • 【フリーランスになるなら】終わらない仕事とのうまい付き合い方【絶対読め】

    今回は5年ほどフリーランスのWEBエンジニアをやったことがある僕が、仕事とのうまい付き合い方を紹介します。僕の経歴についてはこちらの記事をご覧ください。

    今回はフリーランスをしている期間に知っておきたかった、大量の終わらない仕事を終わらせる方法論を紹介したいと思います。

    いつも納期ぎりぎりになってしまう。納期をまもれずだらだらと引き延ばしさぼってしまう。
    仕事はちゃんと終わるが、いつも納期に追われていて忙しい時間しかない。
    そんな人に読んでほしい記事です。

    なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である [ 中島聡 ]
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    この本の内容をもとに紹介します。ぜひ、興味を持った方は購入して熟読するのをお勧めします。

    ダメな方法:期間ぎりぎりまで手を付けず、納期を守れない

    知り合いのフリーランスが言ってました。
    フリーランスの働き方は「夏休みの宿題がずーっとあるようなものだ」と。

    これは言いえて妙、その通りだと思います。夏休みの宿題、計画的に進められる人もいれば、ぎりぎりになって猛烈にがんばるタイプの人もいますよね。自分は完全に後者でした。
    むしろ、登校日始まってから宿題やってましたね。

    最初に計画を立てて、順々にやっていこうとおもってもそれを実行するのは難しいのです。
    なぜならば、そもそもの仕事の量を見誤っていたり、イレギュラーな差し込み仕事が入り込んできてその計画は崩れるのです。

    あと単純に人間はさぼるのです。

    そんなこんなで仕事を計画的に進めるのは難しい。ではどうするのか。

    作業はロケットスタート型ですすめよ!

    まず、著者の方はエンジニアです。なので、このやり方はエンジニアに適した作業方法論だと思います。
    しかし、ほかの職種でも参考になるぶぶんはあるのではないかなと、考えます。

    こちらの書籍では10日の仕事であれば、2日の間に8割終わらせてしまう。
    というのを推奨しています。

    無理やろ、と思うかもしれません。10日の仕事を2日でやるのですから普通ではありません。
    ここでのロケットスタートは尋常じゃなく本気で行う。ということです。

    それしかやらずに、なんなら徹夜せよ、ということが書いてあります。

    どうせフリーランスの人は納期の前日は徹夜することになるのです。それが、仕事の先にあるか、後の方にあるかという話です。

    作業の8割は2割の時間で終わるはずという理論です。パレートの法則、というものがありあらゆるものに8:2が当てはまるといわれています。これもその一つです。

    もし、2日間で終わらなかったらどうする!

    もし本気でやって、2日間で8割の作業が終わらなったとしたらどうでしょうか。
    たぶんそれはもともとの計画が間違っていたのです。

    10日で終わる作業ではなかったということで、期間の延長を交渉します。
    この、本気の2日間を8日目、9日目に持ってきてしまうと、納期延長の申請どころではありません。
    もう提出当日なのですから・・・。

    ロケットスタート型で仕事をすることで

    ・期間早期に終わらせることで、品質アップに時間をさける
    ・間に合わない仕事をはやめに判断し、期間延長の交渉ができる

    ということですね。

    2日間で仕事の8割が終わった場合に注意すべきこと

    2日間でちゃんと終わった!という場合も注意が必要です。
    このことについて、喜び勇んで報告してはいけません。

    するとどうなるでしょうか。
    ・じゃあ早めに納品してください!
    ・じゃあ別の仕事もできますよね、これもお願いします!

    そんな言葉が待っているのに決まってます。
    残りの8日間にもちゃんと役割があるのです。品質の向上という。

    作業の8割は2割の時間で終わるのが大半の仕事ですが、完成度80%のものを90%にもっていくのは非常に時間がかかります。それこそ、8割の時間がかかるのです。

    納期を前倒ししてしまうと、この品質を向上する作業ができなくなります。
    次の仕事をや差し込み仕事を入れてしまった場合は自分自身の「本気のロケットスタート」をずっと続けなければならなくなります。

    それは絶対身が持ちませんし、本来あるべきクオリティに満たないものを納品されたクライアントも不幸ですよね。

    のこりの隙間時間、たるみの時間を「slack」と呼ぶそうです。
    このslackにすることは、「品質向上作業」「自己投資・学習」「差し込み仕事の対応」「休暇」となります。

    フリーランスの時は、このslackを取る作業が全然できていなかったなーと今、反省しています。
    いまならもっとうまくやれそうな気がします。(会社員楽だなーと思ってるのでやらないけど)

    まとめ

    ・期間の2割で8割の作業を終わらせよ
    ・早めに終わっても次の仕事は絶対入れるな
    ・スラック期間にやることは「品質向上」「学習」「差し込み対応」「休暇」

    ということです。これができればよりよいフリーランス生活を送れると思います!
    参考にしたのは以下の書籍です。

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