これからブログをちゃんとやっていくにあたって、
「言葉ダイエット」「読みたいことを書けばいい。」の2冊を読みました。
これからやっていきたい「文章に関わること」をまとめたいと思います。
言葉ダイエット
ダイエット本ではなく、文章術の本です。
長ったらしい文はいらない、よけいな装飾を外したシンプルな文の方が伝わる、という本でした。
ビジネスで非常に効果があると思うので、文がわかりにくいと言われてしまう人は是非読んでみてください。
自分が必ず実践していこうと思ったのは3点です。
- 一言一意
- 装飾は限りなく削る
- 伝わらないカタカナ語などの単語は使わない
一つの文には、一つの単語しか使わない。
この超基本的なことができていませんでした。
ニュースでコロナ感染者は日々増えていることがわかり、感染リスクは今までで一番高いと思われるため、よりいっそう感染対策に気をつけたいと思いました。
この文は、いくつかの伝えたいことがモリモリになっておりわかりにくいです。
ニュースでコロナ感染者は日々増えています。感染リスクは今までで一番高いです。
よりいっそう感染対策に気をつけたいと思います。
このように文を分けるだけでかなりわかりやすい文になります。
それまで「ので」構文を多用していました。
この本を読んでからやめました。
そして、削れる言葉はとことん削り、わかりにくい単語は極力使わない。
これもとても使えるテクニックです。
ほかにも、面白い文章はどういったものかや、エントリーシートの書き方など興味深いことが書かれていました。
是非皆さんも読んでみてください。
読みたいことを書けばいい。
この本は上記のテクニック本とはちょっと違ったものになっています。
「文章は短い方がいい」という言葉通り、かなり文章量の少ない本となっています。
しかし内容は濃かったです。
5W1Hに応じて文章が作られています。
※自分が感じたことを以下に記していますので、著者の意図とは異なる場合があります。
ぜひ元の書籍を読んでみてくださいね。
what なにを
ネット上で読まれるのは「随筆」である。
随筆とは「起きたこと」「それを持って感じたこと・考えたこと」が合わせて書かれている文である。
人はそれを読みたいと思う
who だれに
自分に向けて書く。自分が楽しいと思うから書くのが健全である。
すでに誰かが書いている文は価値がない。読み手になればいい。
誰も書いていないことを書くから意味がある。
how どうやって
徹底的に調べ、引用する。
意見は1割で良い。
考えた過程を書く。
起承転結で良い。
いろいろ他にも書いてあったのですが、自分が心に残ったのは次の2つ。
・人々は随筆を読みたい
・すでに誰かが書いている文に価値はない。
これは肝に銘じようと思いました。
いままで、事実だけで自分の感想や考えがない文章を量産してきたように思います。
また、誰かが言っているようなことはもう書く意味がないという点。
これも至極その通り。文章を書くことの難しさを感じました。
起承転結の文章の作り方も参考にしたかったのですが、自分の中でルール化するところまでは至リませんでした。最後にちょこっと情緒的な文章をつけると良い、というのはやってみようかと思いました。
まとめ
「言葉ダイエット」はビジネスに役立つ本。
「読みたいことを書けばいい。」は文章を書くことそのものについて考えることができる良い本でした。
- 一言一意
- 装飾はなるだけ外す
- 難しい言葉は使わない
- 自分が言うことで価値があることを文章にする
- 「起きたこと」「それを持って感じたこと・考えたこと」を必ずセットで書く
上記は自分にできる範囲のことだと思います。
今後のブログ作成に生かしていきたいと思います。