作品レビュー

感想 : クズと天使の二週目生活2

クズと天使の二週目生活2とは

アニメ業界界隈で活動もしている、芸人の天津向さんの書いたラノベです。

あらすじとしては、天使のミスで死んでしまったアニラジ構成作家である主人公。
わけあって2回目の人生を天使とともにやり直すことに。
2巻では、天使の妹でもあるリノも登場。

って感じでしょうか。

向さんのファンゆえに買ったんですけど、すいません180円のセールです。
ありがとうamazon kindle。

天津向さんの優秀さ

よく向さんのラジオ聞いてます。
芸人さんなんで当たり前なのかもしれないですけど、喋りがうまいのこの人!

アニメ系のラジオではいじられ役に徹しており、いつも罵倒されています。
しかし、最近は罵倒が少なくて困ってるそうです。

違う違う。

言いたいのは、喋れるし、ラノベもかけてすごいってことです。
コントの台本とかも書くでしょうから、割と一貫したスキルなんですかね?
この本でも、コントっぽい展開と表現だなーと感じるところがいくつもありました。

あれ、文章読みやすくなってない?

一巻での印象は、めっちゃ声優ラジオにこびてるなーっていうのと文章に癖あるなー、ということでした。(2巻でも各章のタイトルが声優ラジオをパロってある。声優ラジオオタクに媚びてる)

でも2巻、めちゃくちゃ読みやすかったし、物語の展開もすごく良かったです。
大物先輩声優の嫌なプレッシャーのかけ方とか、ほんとに嫌な感じがよく表現できてますね。

自己の体験から来てるのでしょうか・・・。

断然2巻がいいです。
今後にもめちゃくちゃ期待してますよ。

アニラジ聞く人は楽しめるんじゃないかな?

普通にラジオあんまり聞かない人も読んで面白いと思うんですけど、やっぱりよくアニメ系ラジオを聞く人がより楽しめる内容になってます。

声優さんと組んでラジオやってらっしゃる方ですし、
構成作家の伊福部さんとしゃべるラジオやってますからね。

芸人の書いたラノベとしての評価になっちゃうんですけど

結局の所、作者のファンってこともあるんで、
芸人 天津向の書いたラノベとしての感想になっちゃいますね。
普段ライトノベル読まないんでしょうがないんですけど、そういう界隈の人からの純粋な評価ってどんな感じなのかなってのも気になりますよね。

細かいツッコミ

2巻だからしょうがないってのもあるんですけど。

主人公全然クズじゃねぇ

真人間すぎる。もう別のクズを出したほうがいいんじゃねえかってレベルにタイトルなんだっけってなる。
作者の根のまともさが反映されちゃってる気がします。

エリィさん存在感うすすぎませんか・・・?

おっさんに入ってゲームしてるだけじゃねーかw
邪魔する妹のほうがキャラ立ってましたね。
そりゃ表紙はあんな感じになる。

3巻に期待

続編書く気まんまんの終わりじゃないっすか。
期待してます。

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